Q |
小刻みな充電が、バッテリーに悪いってホント? |
A |
いいえ。 テレビのリモコン等使うニッカド電池やニッケル水素電池等の場合、 いわゆる、使い切る、なくなるいった”メモリー効果による完全放電”した後に 再充電するのが 良いといわれています。 しかし、現在のスマホに使われている”リチウムイオン電池”には “メモリー効果”がないので、完全放電の必要がありません。 つまり小刻みな充電の必要はないという事ですね。 |
Q |
急速充電ってスマホのバッテリーに悪いの? |
A |
いいえ スマホはそれぞれ、内部のバッテリーのしくみも流れる電流も 充電できる許容量や充電時間までもがそれぞれに違います。 つまり急速充電する、というのはあくまでも それぞれのスマホに充電できる最大値対応値までを、供給する、 ということなので、急速充電そのものが バッテリーに悪い影響を与える、という訳ではありません。 |
Q |
バッテリーはいつも100%の状態を維持して充電しておいたほうが良いんですか? |
A |
いいえ バッテリーの充電状態を長い間100%に維持すると、かえって バッテリーの性能は悪くなります。むしろ充電と放電のサイクルを 繰り返している方がバッテリーとっては望ましい、とも言えるのです。 つまりスマホの充電状態は、普段の生活で普通に使い、充電する時に充電する といった、一般的な充電状態で充分なんです。 |
Q |
充電が0%になるのが、バッテリーに悪いって本当? |
A |
かならずしも、そうとは言えません。 よく、充電が切れる事を「バッテリーがなくなった」と、いいますね。 しかし正確には、”機器にとっての充電が0%(完全放電)になる”以前に、 スマホ内での保護メカニズムがはたらき、電気の供給が止まるよう 設定されているんですね。 これはバッテリー不足の状態が長時間続くと、 バッテリーの寿命が縮まる、再充電ができなくなる等、機器が深刻な損傷を 受ける事を回避するようプログラムされている事によるものです。 つまり充電が0%になるすべての場合が、バッテリーに悪いとは言えないのです。 |
Q |
フル充電(100%)が完了した時は、充電器を外さなければならないんでしょうか? |
A |
必ずではありませんが、外すことを推奨致します。 スマホ等に用いられているリチウムイオン電池には本来、過充電などによる爆発等の危険性が検知されています。 しかし現在市場で販売されているスマホには、これを回避するための様々なプログラムも構成されています。 フル充電の状態を継続して放置し続けるという事は、実際にたいへん危険な事ではありますが、 一般的な使用方法においては、そのプログラムによって過充電を回避するよう、設定されています。 ですので必ずしも充電器を外さなければならない、という訳ではありませんが、 充電が完了したら、スマホは充電器から外すことが望ましいでしょう。 |
その1.リチウムイオン電池は高温環境が一番禁物 |
スマホに搭載されているリチウムイオン電池が、最適に動作する温度範囲は、 10°C~35°Cだと言われています。仮にも0°Cの状態では、年間あたりの最大容量の6%が 失われ、25°Cでは20% 、40°Cでは35%まで失われます。特に40°C~50°C以上の条件でば注意が必要となります。 |
その2.分解や衝撃も禁物 |
リチウムイオン電池の性質には、事態によっては爆発の危険性を付帯しています。 しかし市販のすべての電池では”PCM(Protection Circuit Module)”という保護構造が構成されており、 それらの事故が起きないよう、しっかりと製品化されているんですね。 しかし一度、分解や衝撃など、想定されない損傷をまねくと、この保護構造に多大な損傷を来し、 故障、 爆発などの危険をまねく可能性が高くなる事をか充分に理解しておきましょう。 |
その3.長期保管の場合 |
スマホに使用されているリチウムイオン電池は、40%~60%の充電残量の状態で、 0°Cの温度で保管するのが最も電池の寿命を維持する方法だと言われています。 またこの時、バッテリー内部の液体が流れ出ることがあるので、スマホからバッテリーを外しておくことも、あわせてお薦めします。 |
その4.充電時間の短縮 |
最も充電時間を短縮する方法は、充電器の最大出力電流(mA、Aで表示)が高いものだと言われます。 しかし実際には、そのスマホに添付されている正規充電器を使用する事を推奨致します。 |